『傷寒論』の処方解読と臨床応用

 『傷寒論』は中医学の四大経典著作の一つで、1800年前中国漢時代の有名な中医学専門家張仲景に書かれた本です。この本は漢時代前の中医学の知識を総括し、中医学の一番早い理・法・方・薬を備えた専門著作であり、外感病と内傷病の弁証論治方法を論じ、弁証論治の基礎を定め、中医臨床諸科に弁証と治療の法則を提供した著作です。
 古代に中医医書の数は数えきれないが、『傷寒論』が中医学に一番大きい影響を与えた著作に違いありません。『傷寒論』に載ってある方剤は長期間の臨床実践でできたもので、今でも広く使われています。そのため、『傷寒論』は「方書の祖先」と言われています。
『傷寒論』は日本の漢方医学にも大きい影響を与え、日本漢方のバック・ボーン(中心となる支柱)を構成しました。日本歴史上に『傷寒論』を研究する有名な専門家(古方派)が多く、例えば和田啓十郎、湯本求真、大塚敬節氏等が現れています。江戸時代の名医宇都木昆台は「天地ありてより以来,未だかくの如き妙文を見ず,聖作に非ずんば誰か、これをよくせんや」と絶賛しました。日本有名な漢方名医の山本厳、大塚敬節、矢数道明先生達は、中医学を勉強するに『傷寒論』は必読する本であると薦められました。
 2009-2011年に北京中医薬大学日本校は古典『傷寒論』講座を開いたが、『傷寒論』の中医学での地位、その理論と方剤が広く応用されることにかんがみ、日本校は2014年4月から、『傷寒論』講座を再開しております。2016年もこの講座を引き続き開催致し、主に『傷寒論』処方の組み合わせるイデオロギー及び臨床応用を重点として紹介します。

勉強目的:
①『傷寒論』の原文を深く理解し、弁証・弁病のレベルを高めるーー多くの現代社会の疾病は、その主症をつかめ、弁証し、『傷寒論』処方で治療できる。
②『傷寒論』処方の薬物・用量・用法を深く理解する。さらに、『傷寒論』処方の組み合わせるイデオロギーを深くまで理解できて、臨床の際、処方するレベルを高める。

勉強内容: 
①歴史上『傷寒論』を研究する名医及び学術業績を紹介します
②『傷寒論』の398条文を紹介し、処方を含む条文を主として講釈します
③『傷寒論』弁証用方の考え方を分析します
④『傷寒論』112個処方を解説し、現代薬理を紹介します
⑤古今中日名医の『傷寒論』処方の臨床治療経験を紹介します 一定の中医学と古文基礎をお持ち、中医学及び中国伝統文化に興味があれば、是非、ご聴講下さい。



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