学年を超えた交流
中医中薬専攻科2008年3月卒業生
医師・国際中医師 谷村史子
現在は京都で耳鼻咽喉科医院を開業しておりますが、日常診療や学会発表に際して、原書の学術書や中文の医学文献を紐解いて検討してみようという姿勢は、日本中医学院で育んで頂いたものです。日本中医学院では、学生から一般人まで様々な職域の方々が、各々の領域で中医学を生かそうと勉学に励んでおられ、学年を超えた交流は現在も絶えることなく続いています。週末になると新幹線で上京して学んだ日々、お互い励ましあった国際中医師の試験勉強、初めての北京への卒業旅行等々、振り返れば懐かしい思い出で一杯です。中医学の奥深い世界が皆様の人生に大きな花を咲かせます様に、心よりお祈り申し上げております。
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卒業後も練功を続けて
医学気功整体専科 2006年3月卒業生
国際医学気功師・医学気功整体師 長嶋恵子
現在、日本の国家資格を取得して治療院を開業しております。治療と治療の間をつなぐ目的と健康の維持・増進、疾病や外傷の治癒を目的として養生気功教室を始めてから、今年でちょうど20年になります。この間、日本中医学院で改めて気功の底力を教えていただきました。卒業後も教室のみなさまともども練功を続けております。日本中医学院で中医気功学の理論と実技を系統的に学べることは、みなさまにとって貴重なチャンスです。きっといろんなことに変化が表れてくるのを感じるはずです。
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楽しくのめりこんで学ぶ毎日
日本中医食養学会・最高顧問
中村きよみ(国際中医薬膳師)
食育・食養の大切さが重要視されてきた今、日本中医学院で中医学に基づいた薬膳を学んだことは意義深いことだと感じています。
何処の国にも伝統的な食の智慧がありますが、永い歴史を経てきた中医学の理論は心身を共に養い育てる医学であり自然科学であり、哲学でもあります。自分自身も大変健康になりました。楽しくのめりこんで学ぶ毎日です。食養学会の発展を通して社会へ貢献できるように努めたいと思います。
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