中医中薬専攻科

中医中薬専攻科の特徴

中医学は西洋医学とまったく考え方が異なります。中国の伝統医学ですから、中国の歴史や文化も理解することがポイントとなります。

中医学の修得には、やはり本格的な中医学の授業を受ける必要があり、日本中医学院は、北京中医薬大学日本校の伝統を引き継ぐカリキュラムをもとに講義を行っています。当学院で勉強をするということは、中医学専門家への早道となります。

講義では講師の長年の臨床経験に基づいた、教科書では得られない知識も得ることが出来ます。

中医中薬専攻科を卒業すると、国際中医師の受験資格が得られます。 国際中医師とは中国政府認定の資格で、日本では医師として仕事をすることは出来ませんが、漢方医として仕事ができる国もあります(それぞれの国の法律によります)。

試験は日本で、日本語で受験することができます(現在は、世界中医薬学会連合会が試験の実施及び認定をしております。世界中医薬学会連合会は、中国政府の認定団体です)。

日本中医学院では国際中医師試験受験に向け受験対策勉強会を開催しており、合格にむけてのバックアップ体制も充実しています。

中医中薬専攻科を卒業後には、中医臨床研究科へ進むことができます。

中医臨床研究科では各症例についての検討を行います。実際の臨床では教科書通りの症例はまず無いと考えいただいてよいでしょう。臨床経験豊富な教授の話を聞けるチャンスでもあり、受講生のスキルアップを目的とした講座です。

カリキュラム

普通科総時間数:2500時間(集中講座 500時間 自宅学習 2000時間)

科目総時間数集中講座自宅学習取得単位
中医基礎理論240時間48時間192時間12
中医診断学240時間48時間192時間12
中薬学320時間64時間256時間12
方剤学320時間64時間256時間12
中医内科学 (弁証論治トレーニングを含む)480時間96時間384時間28
中医小児科学80時間16時間64時間6
中医婦人科学320時間48時間192時間6
中医外科学・皮膚科学200時間40時間160時間6
鍼灸学240時間48時間192時間6
復習・卒業試験60時間12時間48時間
合計時間2500時間500時間2000時間100

※カリキュラムは諸般の事由により変更の場合があります。

集中講座約500時間(理論講習・臨床見学・実習)
8時間×21回×3年(毎月2回、土・日曜日実施)(土曜日 午後5時~午後8時、日曜日 午前10時~午後4時)
来校又はオンライン(Zoom)での受講。後日オンデマンド配信有(ダウンロード不可)。
宿題 (学科試験)約2ヶ月に1回あり(提出必要)
卒業試験あり(上記内容を修了後に行う)

通信科総時間数:2500時間(集中講座 500時間 自宅学習 2000時間)

科目総時間数集中講座自己学習取得単位
中医基礎理論240時間48時間192時間12
中医診断学240時間48時間192時間12
中薬学320時間64時間256時間12
方剤学320時間64時間256時間12
中医内科学 (弁証論治トレーニングを含む)480時間96時間384時間28
中医小児科学80時間16時間64時間6
中医婦人科学320時間64時間256時間6
中医外科・皮膚科学200時間40時間160時間6
鍼灸学240時間48時間192時間6
復習・卒業試験60時間12時間48時間
合計時間2500時間500時間2000時間100

※カリキュラムは諸般の事由により変更の場合があります。

集中講座本科の集中講座の録画をオンデマンド配信(ダウンロード可)。
原則は各科目の最終回(8時間分)をリアルタイム受講可能(事前申込不要、但し最終回以外の講義をリアルタイム受講の場合は要事前連絡)
宿題 (学科試験)約2ヶ月に1回あり(提出必要)
卒業試験あり(修了後学校にて行う)