中医薬膳専科

中医薬膳専科の特徴

中医薬膳専科の講義は、大きく分けて「中医学の理論」「薬膳の理論(弁証施膳を含む)」「薬膳調理実習」の3つに分類されます。

中医学の理論についての講義は、中国の国立北京中医薬大学や日本中医学院を卒業した中医師であり、中医学を教えるプロが、薬膳の理論(薬膳学・栄養学・弁証施膳)については中医学教育の専門家が講義を担当しております。

中医薬膳専科を卒業すると、中国中医薬研究促進会が認定する国際中医薬膳師の受験資格を取得できます。

中国中医薬研究促進会は、中国政府が認定している団体です。この試験は日本で受験する事ができます。

日本中医学院では、国際中医薬膳師受験に向けて勉強中のサポートや受験対策勉強会の開催をしており、合格に向けてのバックアップ体制も充実しています。

中医薬膳専科卒業後は中医薬膳研究科に進み、スキルアップを図るという選択も出来ます。

中医薬膳研究科では、中医学の理論や弁証施膳についての知識を深める事が可能です。

更に中医学に対する知識を深めたい方には、中医中薬専攻科へ編入のご案内も可能です。

薬膳の基礎となる知識は中医学にあります。

将来的に薬膳関係のお仕事に就きたいとお考えの方には、中医中薬専攻科(3年コース)で基礎をしっかりと勉強しつつ、同時に中医薬膳専科の講義も受講することができるコースもご用意しております。どうぞ気兼ねなくご相談ください。

カリキュラム

総時間数:800時間(集中講座190時間 自宅学習610時間)

科目総時間数集中講座自宅学習
中医基礎理論80時間20時間60時間
中医診断学80時間20時間60時間
中薬学80時間20時間60時間
方剤学80時間20時間60時間
中医内科学 80時間20時間60時間
中医営養学100時間21時間79時間
中医薬膳学100時間17.5時間82.5時間
調理実習50時間14時間36時間
弁証施膳トレーニング50時間17.5時間32.5時間
作品発表会30時間8.5時間21.5時間
卒業試験(試験対策勉強会・試験)70時間11.5時間58.5時間
合計時間800時間190時間610時間

※カリキュラムは諸般の事由により変更の場合があります。

集中講座毎月2回 10月生:第1・3(5)土・日曜日 / 4月生:第2・4土・日曜日
土曜日13:00~16:30 日曜日10:00~16:00

※但し変更する場合があります

本科来校又はオンライン(Zoom)受講、後日配信から14日間視聴可能のオンデマンド配信あり。
通信課程オンライン(Zoom)受講、後日配信から14日間視聴可能のオンデマンド配信あり。
※調理実習を除き年間3回来校受講可、事前連絡必要
実施内容1.中医学理論講習:中医学基礎・臨床の各科目
2.調理実習と弁証施膳トレーニング
 薬膳基本調理法、薬膳粥
 袪風・潜陽(春の薬膳)
 清熱・解暑(夏の薬膳)
 滋陰・潤燥(秋の薬膳)
 補腎・温陽(冬の薬膳)
 利水・袪湿(水腫の弁証施膳)
 解表(感冒の弁証施膳)
 理気・行気(気鬱、生理痛、便秘などの弁証施膳)
 胃痛・不眠の弁証施膳
 ※但し、都合により変更があります
3.作品発表会:受講者が作成した作品を発表(講師が添削指導)